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イップスを解決するために

イップスの問題に蓋をしていませんか?

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

【イップス 書痙 治療専門院】

東京名古屋イップスLabo
院長 永濵 克幸です。

最近は東北、関東、関西、中国地方に在住の方々から
オンラインプログラムのご依頼を受けています。

もちろん、オンラインでの実績はあるものの
本当によくなるだろうか
変化があるのだろうか
という想いがある中でも
「ご自身が良くなりたい」
「変わりたい」という
気持ちにコミットしてくださった事が
嬉しく感じます。

そして、ここ数ヶ月、イップス治療を通して
色々と感じたことがあったので、
「イップスを解決するために」と題して
ブログを書いています。

最初に、イップスを解決するためには
どうして起きているかに目を向けなければ
スタートラインにも立てません。

なぜなら、意味なく
起きているわけではないからです。

シンプルに要因をお伝えすると、
ご自身の中にある何かが
負担になっているのを訴えるために
体に『共縮現象』が起き、
イップスという不調があらわれます。

一般的に多くの方が
ストレスや負担なことがあると
考えないようにしようとか
気にしないようにしようと試みますが、
これは「蓋をする」というだけで
時間が経過しても解決するものではありません。

むしろ、放置し続けることで
問題が増長することの方が多いかもしれません。

そして、本当の意味で考えない状態になった時は、
考えないようにしようという思考や発想すら出てきません。

それとは別に
気合いで耐えるのような根性論もありますが
これには確実に限界があります。

毎回毎回、自分自身を震い立たせ、
立ち向かわなければならないので
身体や心へのダメージが大きすぎます。

おそらく途中で
ドロップアウトしてしまう方が
大半だと感じます。

そして、この時は副腎という臓器から
アドレナリンを出して耐え続ける行為なので、
副腎が疲弊していまい、副腎疲労という
状態になり、イップス以外の不調もあらわれます。

だいたい、これで上手くいくのは、
1%くらいだと思います。

では、イップスを解決するために
何をしていけばよいかということです。

最初は問題と感じている事象を避けるのではなく、
ウェルカムと受け入れることから始まります。

それと同時に、
イップスを抱える現在の自分は良くなくて、
イップスじゃなかった過去の自分は良いみたいな
思い込みがあるならば、それはやめましょう。

むしろ、
イップスという不調を抱えながらも
回復に向けて、励んでいるご自身を褒めてあげてください。

続いて、
どうしてご自身がその事象を
ストレスに感じるのでしょうか?

と言うのも、
ストレスに感じるのには必ず理由があります。

例えば、
AさんとBさんが同じ体験をしたとしても
Aさんはストレスと感じても、Bさんはストレスに感じないこともあります。

もちろん、体験の内容が変われば逆もしかりです。

これには、自分自身と向き合わなければ
答えは出てきません。

そして、答えが出てきたならば
次のステップです。

さらに、ストレスに感じる理由を深掘りしていくと
ご自身なりのルールや信念に辿り着きます。

○○しなければならない
○○するべきだ
ちゃんとやらないといけない
○○という立場として…
0か100の思考(良いか悪いかの思考)
自分は評価が低い人間だ
など、
これには、人それぞれ価値観が関わってきます。

これこそがイップスを引き起こしている本質、
根本原因であり、
マインド(思考、意識、信念)が負担になっていたのです。

それをお知らせするために
わざわざ、自分の大好きな競技や場面に不調を出し
「気付いてよ!」
と警告信号を出しているのです。

つまり、このマインド(思考、意識、信念)を
変化させていくことで
肉体への反応が変わり
必然的にイップスが起きなくなります。

最後にお伝えしたいことは2つです。

1つは、イップスは
メンタルが弱いとかフォームの問題でもないですし、
摩訶不思議なものでもありません。
体と心の関係性を紐解いていけば、
答えに辿り着きます。

1つの紐が絡み合っているだけならば
早急に解決できると思いますし、
一方で、複雑に絡み合っている人は
それなりに時間を要するかもしれません。

これが、人によって施術回数が変わってくるところです。

そして、答えはあなたの中にあり、
私たち施術者の中にはありません。

これを引き出したり、サポートするのが
私たち治療家の役目です。

だからこそ、
自分自身と向き合える方は回復へ向かいますし、
向き合えない方は、回復が厳しいかもしれません。

特にご自身と向き合わない方の多くは
向き合わない理由を探し、
変わらないという選択をしています。

これには年齢、性別、競技経歴や年数は関係ありません。
素直さや柔軟性が必要かもしれませんね。

続いて、もう1つは、
私たち人間が捉えきれるのは「事実」の一片であり、
『真実』は捉えきれないようになっています。

例えば、あなたが今このブログをスマホで見ているならば
スマホの画面は見れるけど、
スマホの中身の電子回路であったり、スマホの背面は見えません。

当たり前に思うかもしれませんが、
どんな物事でも、私たちは一片しか捉えきれないのです。

何を伝えたいかと言うと、
私たちが捉えきれるのはごく僅かにも関わらず
○○するべきだとか、○○しなければならないなどと
凝り固まった思考になってしまいます。

要は、全体(真実)からすると
ちっぽけなものだということです。

一般的に多くの人が
自己の思考や信念にとらわれ、
また、それが自己を支えると
教えられてきていました。

しかしながら、
イップスを通して言えることは
「執着」は逆の結果を生むものです。

つまり、筋肉や血液と同じく
思考や意識も
柔軟性や流れが良い方がいいかもしれませんね。

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