体・心・栄養への根本治療

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腰痛から背景を読みとく

腰痛治療は腰の駅

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

ながはま治療院
院長 永濵 克幸です。

1月も10日が過ぎ、年末年始のせわしさが
落ち着いてきたころではないでしょうか?

また、野球選手ですと、
キャンプに入る前の自主トレに励んでいる時期かもしれませんね。

さて、当院では12月中旬くらいから現在まで
ギックリ腰や慢性腰痛まで腰痛の患者さんが急増しています。

これは、
「腰の駅」の看板を掲げているのもあるかもしれませんし、
既存の患者さんからのご紹介もあります。

この場を借り、感謝申し上げます!!

続いて、
腰痛と言えども、十人十色です。

そこで、
4つの腰痛パターンを紹介し、背景にあるものをシェアします。

他の症状で苦しんでいらっしゃる方にも
何か参考になりましたら幸いです。

ぜひ、最後までお読みくださいませ!

腰痛の原因は思考(マインド)の圧迫

3ヶ月くらい腰痛に悩んでいる患者さん。

施術前に気になる部位(痛む部位)を聞いても
ピンポイントではなく、腰のあたりと、どこか曖昧な感じ。

では、動体検査をしてみて(動かしてみて)、
何か変化を感じるかと試してみたところ、
ここでも曖昧な感じ。

患者さん

このことから、身体に意識を向けるのが得意ではないのかもと推測します。
それと同時に、普段から身体の感覚を無視して何かに没頭したり、身体の状態よりも何かを優先しているのかもしれません。

そして、身体を拝見すると、
背骨の左右を走る脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)群が
首から腰までガチガチに張っていました。

これは明らかに、交感神経の緊張による反応です。

じゃあ、次に考えるのは、
何がそこまで交感神経を緊張させているかです。

これについて、
身体の緊張をゆるめながら、
何気なくお話を聞いていくと
ぽろっと患者さんが本音を話してくれたりします。

この方は、
「子供や家族のために私がやらないといけない」
という信念が出てきました。

そして、
この○○しないといけないという信念が、
マインドの圧迫(執着)

交感神経を緊張

筋肉の緊張

腰の痛み
と繋がっていたのです。

つまり、
「子供や家族のために私がやらないといけない」
のマインド(思考)をもう少しゆるめなさいよというサインです。

そのために、わざわざ腰の痛みを出し、
訴えていたのです。

内臓疲労からの痛み

慢性的に腰痛を抱えている患者さん。

お話を伺うと、毎日、仕事で疲労困憊。

それに加え、上司と部下の板挟みで精神的ストレスも多い。

そのストレスを解消するために、
毎晩、アルコールをたくさん飲んでいるとのことでした。

続いて、身体を拝見すると
肝臓の後ろの筋肉(右の背中)
腎臓の後ろの筋肉(腰方形筋)
お腹の筋肉
がガチガチに張っています。

これは、
内臓体表反射からくる筋肉の緊張。

つまり、内臓疲労です。

もちろん、
施術を受ければ、緊張がゆるむので数日は楽になります。

でも、
患者さんが同じような習慣で生活していたら
また同じ腰痛の繰り返しです。

では、どうしたら慢性腰痛から解放されるのでしょうか?

患者さん

それは、刺激の快楽(アルコール)で苦痛(疲労やストレス)をごまかすのではなく、そこに向き合い、どう変えていけるかが最初の一歩です。

具体的に言うと、
疲労困憊になってしまうのは何が問題なのか?

そして、
どのようなことに対し、ストレスを感じているのか明確化することです。

さらに、
アルコールを否定する訳ではないですが、
現状、毎日アルコールを取り続けるのは
火に油を注いでいる状態なので、
それよりも、もっと建設的(安心安全)にご自身を癒す方法を見つけることです。

つまり、
歯を食いしばって頑張り過ぎたり、
無理矢理に我慢をしたりせずに、
日常から平穏で安全・安心する状態を作ることではないでしょうか。

違う部位からの波及による痛み

軽度のギックリ腰でご来院された患者さん。

腰が痛くなったのは、数日前からですが、
その1ヶ月以上前から
膝が痛くなったり、股関節が痛くなったりを
繰り返していたとのこと。

その時は、
薬局で湿布を買って対処したり、
YouTubeでストレッチ動画を見て対処されていたようです。

ここで大切なのは、
人は痛みが発生すると、
多くの場合、どこか違う部位でかばいます(代償します)。

そして、それが続くと、
次はかばっていた(代償していた)部位が痛み、
また違う部位がかばいます(代償します)。

さらに続くと、
全体的な身体バランスが崩れ、
大きな痛みが起きやすくなります。

おそらく、
それが今回のギックリ腰になったのではと思います。

では、どうしたら
今後、ギックリ腰が起きにくくなるのでしょうか?

それは、痛みに変わる前の
違和感や重いと感じている時に対処することです。

患者さん

痛みがなくなった=完治ではありません。
筋肉のコリ、身体バランスを正常化することが、コンディションの良い身体です。

だからこそ、2~4週に1回のメンテナンスをし、良い状態を維持することをお勧めしています。
予防治療に勝る治療はありません!

栄養素不足からくる痛み

何度もぶり返す腰痛に悩んでいる患者さん。

その他にも睡眠障害、便秘、体のだるさも抱えていらっしゃいます。

これを聞いて、
すぐに思い浮かぶのは自律神経の乱れ。

このような場合の多くは、
生活習慣に答えがあります。

実際にお話を伺っていくと、
朝食は食べたり食べなかったりで、
昼食はお茶漬けや麵類、サンドイッチなどの簡単なもので、
夕食は家族としっかり食べられるとのこと。

そして、
甘い物やお菓子の間食が多く、
水分もあまり取られていません。

こういった習慣が続くと、
「低血糖」が頻発し、
身体の不調だけでなく、
やる気が出ない、だるい、重い、疲れやすいなどの
神経・精神症状も出てきます。

また、身体を拝見していくと、
要所要所、筋肉のコリはあるものの
どちらかと言うと、
全体的に張りが少なく感じます。

これらのことから、
考えられるのは「栄養素の不足」です。

患者さん

つまり、食事の内容、水分の取り方、間食の方法を変え、継続していくことで改善へ向かいます。

さて、いかがでしたでしょうか?

最終的に私たちが伝えたいことは
症状は結果だということです。

症状の原因の多くは、
患者さんの生活の中にあり、
施術で身体を軽くしながら、
原因となっている事象を変えていくことで完治へ向かいます。

逆に言うと、
今まで同じことをしていては
同じ不調を繰り返す可能性が高いということでもあります。

だからと言って、
変わらないことが悪いわけではないし、
変えることが良いとも言えません。

全ては患者さんの人生なので、
患者さんにとっての選択が正解なのです。

今後も、私たちは
患者さんが自信を持って最善の選択ができるよう
施術やアドバイスを通して、
精一杯サポートしていきます。

LINEからのご相談は24時間受け付けております。

どんな些細なことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。

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