自分で自分を苦しめていませんか?
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
ながはま治療院
院長 永濵 克幸です。
今日は他者基準と自己基準についてのブログです。
と言うのも、ここ1ヶ月で
慢性的な不調でお悩みの方が多くご来院されました。
たくさんのご来院、ありがとうございます。
症状としては、
イップス、書痙、局所性ジストニア、
慢性腰痛、慢性頭痛、不眠などです。
そして、症状は違えど、
原因を見ていくと
そこには
「他者からの評価を気にし過ぎること」
「周りの視線を気にし過ぎること」
「相手がどう思っているのかを気にし過ぎること」
が影響していました。
![](https://yips.nagoya/wp-content/uploads/2024/03/評価.png)
もちろん、
他者からの評価も大切です。
でも、その前に
自分で自分のことは
どう評価していますでしょうか?
「ここがダメだった」
「あそこが出来ていない」
「自分は力がない」
このように自分にダメ出しをして、
出来ていない部分ばかりにフォーカスしていないでしょうか?
![](https://yips.nagoya/wp-content/uploads/2024/03/ネガティブフォーカス.png)
正直なところ、
私たち専門家の立場からすると、
自分の出来ない部分ばかりにフォーカスするのは、非常にもったいないです。
なぜなら、
必ず出来ている部分もあるからです。
言ってみれば、
毎日ご自身が努力しているにもかかわらず、
重箱の隅をつつくように、ムチを打ち、
自分自身を傷つけています。
また、
人間には、そもそも生存欲求というものが存在します。
それをどのように満たすかと言うと、
他者から評価してもらうか、あるいは自分で評価するかのどちらかです。
そして、自分で自分を認めれない人の多くは、他者に評価を求めるようになります。
さらに、
「変な風に見られていないだろうか」
「下手くそだと思われたくない」
という不安や焦りの感情から
自分の感覚を無視して(自分が辛いと感じているのを放置し)、頑張り過ぎてしまう。
それによって、体と心が耐えられなくなり、不調が出るというスパイラルに陥ります。
そう思うと、不調は一種の警告信号だということがお分かりいただけることだと思います。
そして、少なくとも
これをお読みの方の中にも当てはまる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
![](https://yips.nagoya/wp-content/uploads/2024/03/自己犠牲.png)
特に完璧主義の方の多くは「結果が全てだ」というルール(信念)をお持ちの方もいます。
だからと言って、
完璧主義が悪いわけではありません。
しかしながら、
自分では気付かないうちに、そのルール(信念)を強く意識し過ぎてしまい、自分自身を苦しめているのです。
実はあまり知られていないのですが、
「○○しなければならない!」
「○○するべき!」と願えばこそ、それを意識から手放し、目の前のできることにフォーカスする。
そして、結果は委ねる。
これこそが結果的に、最善最良の結果を招くのです。
![](https://yips.nagoya/wp-content/uploads/2024/03/最善最良.png)
最終的にお伝えしたいことは、
自分でコントロールできない範疇のもの(他者から評価)に、エネルギーを費やすのは、心身ともに消耗が激しいです。
それは一旦置いておいて、
自分で自分のことを認めましょう!
つまり、
毎日、自分の出来た部分にフォーカスすることです。
「○○が頑張れた」
「○○が変化している」
「○○の部分が成長した」
正直、結果は、
最終的についてくるもので、これもまたコントロールできるものではありません。
それよりも
自分が目指す目標(結果)に対して
どのようなことが出来るのかを組み立て、
それに励むことです。
その目標(結果)に向かう過程の中に
あなたの成長があります!
自分こそ自分の最大の味方!
![](https://yips.nagoya/wp-content/uploads/2024/03/味方.png)
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